メッシュWiFi「Deco X50/A」を築30年の平屋に導入してみた|電波の死角がなくなった話
祖母の家は築30年の平屋なのだが、以前から一番奥の部屋までWiFiの電波が届かないという悩みを抱えていた。1台のルーターだけではどうにもならない距離だったので、思い切ってメッシュWiFiシステムを導入することにした。選んだのは、TP-Linkの「Deco X50/A」2ユニットパック。実際に設置してみて分かったことをまとめる。
- 25分設置にかかった時間
- 420m²最大カバー範囲
- 150台最大同時接続数
1なぜメッシュWiFiを導入したのか
きっかけは単純で、家の一番奥の部屋までWiFiが届いていなかったことだ。築30年の平屋は横に間取りが広がっている造りで、1台のルーターの電波だけではカバーしきれない。中継機を検討したこともあったが、より安定した通信を期待できるメッシュWiFiシステムを選ぶことにした。
2Deco X50/Aとは
Wi-Fi 6対応で、両バンド合計3000Mbps(2402Mbps+574Mbps)の速度に対応するメッシュWiFiシステム。2ユニットパックの場合、最大420m²のカバー範囲、最大150台までの同時接続に対応する。Matter対応で、スマートホーム機器との連携も視野に入れられる。専用アプリ「Deco」を使って初期設定・管理を行う。
| 規格 | Wi-Fi 6(AX3000、2402+574Mbps) |
|---|---|
| 最大カバー範囲 | 420m²(2ユニット) |
| 最大接続台数 | 150台 |
| スマートホーム | Matter対応 |
| 設定方法 | 専用アプリ「Deco」 |
3平屋・築30年の家というシチュエーション
一般的なレビュー記事は、マンションや新築の戸建てを想定しているものが多い。今回のように、築年数の経った平屋という条件は、電波の通りにくさという点で少し事情が違う。横方向に広がる間取り、壁の多さ、そして何より有線LANの配線が家の中に通っていないという制約があった。
4実際に設置してみた
設置にかかった時間は25分程度だった。1つ目のユニットは、ONU(回線終端装置)がある玄関に設置。2つ目のユニットは、長い廊下を挟んだ2部屋先に設置した。
ユニット同士が無線でペアリングでき、有線LANでの接続が不要だった。今回のように有線LANの配線がない古い住宅では、これが導入のハードルを大きく下げてくれる。もし有線接続が必須の機器だったら、配線工事から検討しなければならず、簡単には導入できなかったはずだ。
5導入前後で何が変わったか
これまで、2つ目のユニットを置いた部屋よりもさらに奥の部屋にはWiFiが届いていなかった。今回の設置によって、その奥の部屋でも問題なく接続できるようになった。 1台のルーターだけではカバーしきれなかった距離を、中継地点となるユニットを間に挟むことで解消できた形だ。
6気になった点・注意点
本体のサイズが小さいので、床に直接置いてしまうと、通り道で足がぶつかってしまいそうだと感じた。設置する際は、高さのある棚の上などに置く方がいい。故障防止になるだけでなく、床置きより高い位置に置いた方がWiFiの電波もより快適に飛ぶはずだ。
7こんな人におすすめ
- 実家・祖父母宅など、古い住宅のWiFi環境を改善したい人
- 平屋や横に広い間取りで、1台のルーターでは電波が届かない部屋がある人
- 家の中に有線LANの配線がなく、工事なしでWiFiを拡張したい人
8まとめ
- 設置は実測25分で完了
- 有線LANなしでもユニット同士を無線でペアリング可能
- 奥の部屋の電波の死角を解消
築30年の平屋というカバー条件の悪い住宅でも、メッシュWiFiシステムの導入によって電波の死角を解消できた。特に、有線LANなしでユニット同士をペアリングできる点は、古い住宅にとって導入のハードルを大きく下げてくれるポイントだった。実家や祖父母宅のネット環境に悩んでいる人には、検討する価値のある選択肢だと思う。
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