ブログ公開前後にやっておくべきこと|必須じゃないけど後悔しないためのチェックリスト
WordPressでブログを立ち上げる話は、たいてい「ドメインを取って、サーバーを契約して、記事を公開する」ところで終わる。実際にやってみると、公開してからの方が、地味な作業と細かいつまずきが多かった。以前書いた「なぜWordPressがいいのか」に続けて、このサイトを一から立ち上げた際に、実際にやった(そしてハマった)ことをまとめておく。
- 3点Cocoonでハマった点
- 0円追加コストなしでできる
- 半日程度一通り終えるまでの目安
1Google Search Consoleの登録
サイトが検索エンジンにどう見えているかを確認するための、事実上必須のツール。所有権の確認方法はいくつかあるが、実際にやってみると「HTMLファイル」方式(ファイルをサーバーに直接アップロードする方法)でエラーが出た。原因は単純で、WordPressの管理画面だけで完結する「HTMLタグ」方式の方が圧倒的にスムーズだった。テーマ側の設定画面に確認コード用の入力欄があれば、そこに貼るだけで済む。
登録できたら、サイトマップ(wp-sitemap.xml)も忘れずに送信しておく。WordPressが自動生成しているものなので、追加のプラグインは不要だ。
2Google Analyticsの設置
アクセス解析のためのツール。測定ID(G-から始まる文字列)を発行し、テーマ側の設定に貼り付けるだけで完了する。
設置直後は「データ収集がウェブサイトで有効になっていません」という警告が出るが、これは単に「まだ誰もアクセスしていないだけ」であることが多い。自分でサイトを開いてみて、リアルタイムレポートに数字が出れば問題ない。
3プライバシーポリシー・運営者情報
広告(アフィリエイト)を掲載するなら、実質必須のページ。個人情報の取り扱い、Cookieの利用、広告配信の仕組みについて書いておく必要がある。運営者情報のページも、信頼性の面で用意しておいた方がいい。
4お問い合わせフォーム
ここで一つ誤解していたことがある。WordPressのテーマ(Cocoon)自体にお問い合わせフォームの機能が組み込まれていると思い込んでいたが、実際には備わっておらず、Contact Form 7のような別途プラグインの導入が必要だった。思い込みで進めると回り道をするので、先に確認しておいた方がいい。
5著者名・個人情報の見直し
WordPressのデフォルト設定のままだと、登録時のユーザー名がそのまま記事下部などに公開表示されてしまう。実名に近いユーザー名で登録していた場合、そのままでは個人が特定されやすくなる。プロフィール編集画面から「ニックネーム」を設定し、「ブログ上の表示名」をそちらに変更しておくと安心だ。
6Cocoonのハマりどころ集
ここが一番実体験としてお伝えしたい部分だ。XServer for WordPressのレビュー記事を書く過程で、実際に3つのポイントでつまずいた。
自分で作った目次に加えて、Cocoon標準の目次機能(「閉じる」ボタンが付いたもの)も同時に表示され、見た目がごちゃついた。投稿ごとの設定から、Cocoon標準の目次を非表示にできる。
お問い合わせフォームを設置しようとした際、存在しないショートコードをそのまま入力してしまい、画面に文字列がそのまま表示される事態になった。ショートコードは、対応するプラグインが実際に提供しているものでないと当然動かない。
デザインを整えたHTMLをそのまま本文に貼り付けたところ、Gutenberg(ブロックエディタ)が内容を勝手に個別のブロックへ分解してしまい、デザインが総崩れになった。「カスタムHTML」ブロックを明示的に呼び出し、その中に貼り付けることで解決する。
7パーマリンクの考え方
投稿時、スラッグ(URLの末尾部分)を自分で設定し忘れると、タイトルがそのまま日本語でURLに使われてしまう。長くなるうえ、URLとして扱いにくい形になる。公開前に、内容を表す短い英単語に手動で書き換えておくのがおすすめだ。
サイト全体のパーマリンク構造(設定にある「日付」「投稿名のみ」などの形式)を、記事を公開した後に変更するのは要注意だ。既存記事のURLがまとめて変わってしまい、外部に提出済みのリンクとズレたり、検索エンジンの評価がリセットされたりするリスクがある。変更するなら、最初の段階で決めておくか、後から変える場合はリダイレクト設定とセットで行う必要がある。
8内部リンクを意識する
記事が増えてきたら、関連する記事同士をリンクさせておく。読者が「もっと詳しく知りたい」と思ったタイミングで、別の記事に自然に誘導できるようにしておくと、サイト全体の回遊率が上がる。1本ずつ孤立させず、書くたびに「これはどの記事とつながるか」を意識するだけでも違ってくる。この記事自体も、なぜWordPressがいいのかやXServer for WordPressのレビューとリンクさせている。
9まとめ
- Google Search Console・Analyticsは登録だけならすぐ終わる
- Cocoonには実際に触らないと分からない癖がいくつかある
- パーマリンクは公開前に決めておくのが安全
記事の公開は、ゴールではなく通過点だった。Google側の設定、必須に近いページの用意、そしてテーマ特有の落とし穴——どれも地味だが、後からまとめて対応しようとすると余計に手間がかかる。これから始める人は、公開する前にこのあたりを一通りチェックリストとして確認しておくと、後悔が少なくて済むはずだ。
本記事は実際にサイトを構築・運用する中で経験した内容に基づくものです。使用しているテーマ(Cocoon)やプラグインの仕様は更新される可能性があるため、最新情報は公式ドキュメントもあわせてご確認ください。


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